アバター

アバター感想。
○3Dは、はじめは興奮したけど途中で普通になった。
ジェームズ・キャメロンの映画らしく、人がドコドコ死ぬ。とにかく死にまくる。悲しいからやめてほしい。
○自然観とかは「もののけ姫」だった。
○色々と差別的だった。あらゆるものを平等に差別しているという点は評価に値する・・・かも。
○すごい細かく設定等を創り上げたというわりに、あの杜撰さは、逆に贅沢。
○一応ちゃんと最後まで観ちゃった。そこがちょっと腹たつ。
○見ないでおいたら、それなりに気になってDVDでみるとこだったので、3Dで観て良かった。
○上映中に飽きて後ろ向いたら、当たり前だけどみんな同じ眼鏡かけてて、すごいかわいかった。

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とても美しい友人(内面もそうだが、ここでは特に外見)が、
彼女自身のことを、実は「醜い」と思い込んでいることを知った。
人は本当に見ているものが違うんだなあ。
私はよくその子の顔をみてうっとりしているので、
めちゃくちゃ驚いた。
その人がどんな世界に生きているか、なんて、本当にわからないものです。
正当な評価なんてどこにもない。
勝手に好きなこと考えて生きてるのが一番いいよ。

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今の気分の曲

ミシェル・レリス

目黒のカフェで、何気なく手に取ったのが彼の日記だった。適当にページを開くと、前日わたしと友人が話していたことそのままが、書かれていた。そういう出来事に、意味を持たせるのが好きだ。(意味がある、ないという議論には興味がない・・・何もかもが主観でしか判断できないのだから。意味があると断定すれば妄信的だし、ないと言い切るのもナイーブすぎる)残念ながら非売品だったけど、そのうち手に入るだろう。そして、ミシェル・レリスにこれまで関心がなかったのが意外すぎる。知れば知るほど興味がわく。小学生の頃からの、シュルレアリストたちの呪縛は、一時的な強弱はあるにせよ、まだ解けない。オカルトの呪縛と同じように。「Surrealism & the Occult」という、大学の卒論に使った本を読み返してみる。平凡社のついったーによれば「幻のアフリカ」が5月にライブラリにはいるらしい。


 
できるだけたくさんの言語(死語にせよ現用語にせよ)を習得し、母語を二次的な地位に追いやり、国籍不明になるよう試みること。とはいってもヒューマニズムからではなく、これはもちろん敗北主義の精神による。  -ミシェル・レリス

Do What Thou Wilt: Kenneth Anger, Hammer

フランチェスカ・ガビアーニがハマー・ギャラリーで呪術やオカルトをモチーフにした展示を行ったとき、レクチャーのゲストとして、オカルト・アートの大先輩、ケネス・アンガーが出た。シャツに「アンガー」って書いてあるのが笑える。(実際に、タトゥーも入れてるそうだ)彼は、クロウリーの提唱したテレマ主義のフォロワーとしても有名で、そんなアンガーがアレイスター・クロウリーの話をする。アンガーはクロウリーの絵画についての映画を撮っている(The Man We Want to Hang)。まずは、クロウリーについておさらいから始まる。

印象的な言葉:
クロウリーとぼくは同じ波長にいると思うんだ、同じユーモア感覚を持ってるから。彼のかっこよさと同じ感じで、自分のことをかっこいいと思うしね。ほんとに、同じギャグで笑えるんだよ。」

クロウリーはシシリーの小さな村の小さな映画館で、マックス・セネットの喜劇映画をよく観ていたという!しかも、映画に触発されてテレマ僧院で書いた、サイレントのギャグ脚本があるんだって!!アンガーはそれを映画化したいそうだ。

あとは、後半にパトロンについて話しているのが面白い!(彼は数年前に、パトロンのポール・ゲティ2世を亡くしている。この人もけっこうロックな人生を歩んだ人だ。)あとはチベット関係の映画(もちろんオカルティックなもの)を中国のコミッションで撮るとか、彼の大好きな某有名ネズミキャラおもちゃ満載映画「mouse heaven」 を某ネズミ会社のRealDで3Dにしたいとか!

手書きの手紙なら、お返事を頂けるとも仰っておられます。

mouse heaven:

The system might fail you but don't fail yourself

you can build your time better when you find a passion,
the Internet and public services give free education,
so it really ain't a case of rich or poor,
it's a case of self- motivation and nothing more,
like Billy says, whether you have or you have not wealth,
the system might fail you, but don't fail yourself,
just,

get better, get better, get better,


やる気さえあれば充実した時間になる
インターネットや公共サービスで無料の教育を受けることができるよ
貧しいとか金持ちとかいう問題じゃない
自分の向上心の問題にすぎないんだよ
ビリーが言うように 持つ者だろうと持たざる者だろうとね
社会システムはきみを裏切るかもしれないけど 
自分を裏切っちゃだめだ
ただ


良くなってくれ 良くなろうよ 
大丈夫だよ 良くなるよ

Kitty, Daisy and Lewis

北ロンドン出身の三人きょうだい。
一番上が多分二十歳くらいで、あとの二人はまだ十代。
ビデオに出てくる風景が、たぶんKentish Townだ。
Mario's cafeもそうだし、道の感じがすごい見覚えがある!
Kentish Town出身なのかな?