perfect day

昨日すんごいウルサかったんだけど、七時に起きた。今日は九時半からアルハンブラ宮殿の見学があるのだ。なんでそんな早い時間かと言えば、遅くなると暑すぎるから。朝、バス停に行くとすでにバスが来てて、スムーズ。予約していったからチケット買うのに並ばなくてスムーズ。まだ時間が来るまで列に並ばなきゃ行けないんだけど、友達がもう6回目?とかだから、誰もいない庭園を通って、朝の花の香りに包まれながら到着。庭園はとてもよく手入れされていて、人間と植物のコラボレーションを見るのは幸せだ。前回は夜で少しぞっとする美しさだったけれど、緑と花々に囲まれた午前中の空気は本当に素晴らしく、すごいパワースポット。中に入って写真を撮るのに、同行者と「次回の著者近影を撮る」というコンセプトで遊び出して、写真沢山撮った。あとはタイルやカービングのアップとか、揺れる水に映る宮殿とか、窓から溢れる光とかね。庭のオレンジの香りが爽やか。三時間半くらいかけて廻ったんだけど、たぶん植物と噴水のお陰でぜんぜん疲れを感じなかった。人が多すぎて疲れるというほどでもなかったし。その後、麓におりてパエリアを食べに海鮮の美味しいレストランへ。スターターをガスパチョにしたら、その量におどろき。酸味が強くて食欲が出る味。パエリアは30分くらい待つんだけど、本当に待ったかいあった!!!って感じですごーーーーーく美味しいんだけど、量が四人分くらいありそうで、でも残したくない。と、思ったら、友達が「持って帰りたいんです」って言ってくれた!笑顔で快諾。それでスキップして戻って昼寝して、ネット越しに友達とお喋りしてからまた外に出た。そしたらひやかしで入った店に、seebyだけどクロエのすごくかわいいジャケットがあった!即買い。8千円くらい。それでまたスキップして、近所のお気に入りバルにいったら(あまりにも行っているので)、注文する前にティントデベラーノがでてきた。覚えられてる。今日のタパスは白ナスのフライだった。おいしーわーい、って食べていたらオーナーのおじさんが違うタパスも出してくれた。トマトのサラダなんだけど、トマトがすごく瑞々しくて美味しい!聞いたらおじさんが自分でオーガニックで作っているそう。白ナスも。ドレッシングもすごく美味しくて(オリーブオイルと岩塩、カイエンペッパーとパセリ?少々、ニンニクはすりつけて香り付けする程度)ぱくぱくたべて、ありがとうーおいしいーと言っていたら、トマトを出してきた。顔くらいのおおきさの巨大トマト。おおきー見せてくれてありがとうーとか言っていたら、やる。といわれ、これはスーパーには売ってないよ。最高に旨い。オイルと塩だけで食べろ。といって、くれた。また感動してわーーわーーありがとうーーと言って、頂いて帰ってきた。お店のひとがみんな優しくてとても感じがいい。適度に放っておいてくれるけど、すごく親切で、なんと言ってもタパスが本当に毎回美味しいお店だ。そんな感じでまたスキップで帰ってきて、ああなんかこんな感じで街になれてきたと思ったら、もう帰る時期なんだな、と思った。夏の終わりって本能的にノスタルジックな気持ちになるよね。