悪夢

エリック・シュローサーの「ファストフードが世界を食いつくす」という本をやっと読んでる。やっと、というのはイギリスの大学にいる頃友達に勧められたのを思い出したからだ、つい最近、また会話の中でこの本が出てきて今度はすぐにアマゾンで買って読んでいる。ベッドで横になって読んでいたらいつの間にか眠っていた、読んでいたところは凄まじく劣悪な食肉工場の労働状況について、当然ながら自分は夢の中で食肉工場で働いていた。目が覚めてから、私は目覚めてしまえばこうしてベッドから起き上がることができるけれど、この悪夢を生きざるをえない人々が実際にいるわけで、そうした人々の犠牲によって儲け主義の企業は肥え太っているわけで、まったくやってらんないからファストフードを食べない、だけでは駄目で、というのは新たなる犠牲と残忍な手段をあっちは見つけるだろうから、だからそうではなくて、自分が支持できる人々を積極的に支持していかなきゃね。はい、ナイーブでいいですナイーブなんだもん、だからナイーブな視点から関わっていこうと思うわけよ。もちろん自分の周り、日本国内のことから。派遣切りの人たちや出稼ぎのひとたち、働かされ過ぎのみんな、第一次産業に従事したいと願ってるけどなかなかポストが見つからない友達。もう競争なんか意味をなさないよ。だって、こういう感じの悪魔的な経済/行為ってうんざりでしょ?