アドバイスすること

アドバイスって難しい。
とても有り難いものだけど、ある意味、他人をそれで支配することにもなる。
自分で気づいていることを先に言われると、
自由を奪ってることにもなりえる。
それが愛や思いやりから来ているとしても、
愛や思いやりには一色しかないわけじゃない。
グラデーションがあって色んな種類がある。

「待つ」って大切だ。

アドバイスを受け入れることができる時期とそうでないときもある。
いつでもアドバイスを受け入れていては、やっぱりいけない。
正しいことだとしても。
自分で考えついたことに到達する前に、自信がなくなってしまう。

最近、これまで自分が育ってきた環境や、今の人間関係なんかから学ぶことが多い。
いかに自分が簡単に他者の意見を受け入れ、そしてそれをすることで
自分をおろそかにし、自信を無くしてきたがが分かった。
そしてまた、自分も誰かにそうしてきたんだと思う。
もうそんなゲームは終わりにしたい。
コントロールしたりされたりはもう充分だから。

失敗したのは分かってる。
でもなんとか、次回はしないようにしているんだよ。

だからさ。

ちょっと、「待ってくれ」。
その親切なアドバイスを言う前に、
私がどんな風に考えているのかを信じて欲しい。