殺すな(伝統と文化を)

今日は、お願いがあるよ。

とても素敵なNPOがあってね。
それは子供に日本文化を教えるという会なんだ。

子供が日本舞踊とか落語とかお琴だとか、
あるいは伝統的な作法を学べる素晴らしい機会なのです。

みんな本当に楽しそうで、素敵エピソードには事欠かない。
私も子供だったら(あるいは子供がいたら)
絶対に入りたいなあと思っていて、
子供を持つ友達にも絶対にお勧めしたい、そんな会なのです。

代表者の先生とお話をしてるとね、すごく自然なんだ。
気負いもなくて、とても楽しんでやってらっしゃる。

そして、なによりも伝統的な日本の精神、
コアな部分を子供達に伝えたいと奮闘してらっしゃるんだ。

コアがあれば、揺らがない。
希望と矜持を持って生きることができるんだから。

そして、こういった会が存在しているというのは、
めぐりめぐって大人達にとっても恩恵だと思わない?

それがですね。
突然、事業仕分けで廃止判断をされてしまったそうだ。

文化を殺しちゃ駄目でしょう。

これは、声をあげるべき事態ですよ。確実にね。

廃止判断の撤回を求める署名をしています。
ネットで気軽にできるので、ぜひサクっと協力して下さいませ。

「伝統文化こども教室事業継続要望署名お願い」
http://yaplog.jp/michikaoru/archive/263

リンクしたり、ぜひお友達にもお伝えください。

以下はオリジナルメッセージです。

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今回の事業仕分けの何故か対象になってしまった「伝統文化こども教室事業」
紫薫子の会の関係者や会員から抗議に声が挙がり、今宮城県静岡県京都府香川県、などの知人、友人達が廃止撤回、継続要望の署名を行ってくれています。
 最近はWebサイトで署名が出来る事を知り、より多くの方達の後押しを頂きたく、このような形でご協力をお願いすることに致しました。

 子供達が日本の伝統文化に触れることの出来る、貴重な機会が継続できますように、どうぞご協力宜しくお願いいたします。
Webサイトをお持ちの方はリンクして頂ければ幸いです。重ねて宜しくお願いいたします。

「伝統文化こども教室事業継続要望署名お願い」 http://yaplog.jp/michikaoru/archive/263

紫薫子の会 代表理事 花柳廸薫


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 いつもお世話になっております。
この度、政権交代に伴ない、今民主党の行っている事業仕分けにより、「伝統文化こども教室事業」が廃止となりました。
思い掛けない成り行きに、私共を含む伝統文化活性化国民協会の担当者も、驚きと共に怒りを禁じえません。

 私共は設立から五期目を向かえますが、日本人のアイデンティティを伝統文化から育む事を大切に活動して参りました。
特に「伝統文化こども教室」の事業は私共にとって、活動の主となる大切な事業です。今回の結果に今後の日本を憂い、深く失望しています。
 
 日本ほど自国の伝統的な文化を蔑ろにする国を私は知りません。国が自国の伝統文化を保護せずして、誰が保護するのでしょうか?中国も韓国も東南アジアも、国が自国の文化を保護し伝承する事を奨励していますが、これほど優れた文化を有しながら、日本ほどその保護と伝承および継承者に無関心な国は有りません。文化を蔑ろにする国は、もうその国の存在の味を持たないのではないかと思うくらいです。次世代を担う子供達に、伝統文化に触れる機会を与えることは、日本国の未来の土台、根幹を育てる大切な、何をおいても実施すべき事業と思います。伝統文化から学び取る事の出来る、本来日本人の持つ感性を知る意義の重要さは計り知れません。