Enter the 竹ヤブ

友達の家に移動させてもらって作業したらスランプ打破できました。
そんな折、最近読者になったブログで紹介されてたこの漫画を読んだ。

ギャラクシー銀座 1 (ビッグコミックススペシャル)

ギャラクシー銀座 1 (ビッグコミックススペシャル)

コピーが、『How to 悟り』。


ストーリーは説明する必要がない(腸で読むマンガだから)けど、
まっさきに浮かんだのがダニエル・クロウズの、「Like a Velvet Glove Cast in Iron』という
アメリカのグラフィック・ノベル。

LIKE A VELVET GLOVE CAST IN IRON 日本語版

LIKE A VELVET GLOVE CAST IN IRON 日本語版

調べたら、日本語版が出てる!ショック!!ていうかすごいや。
『Like A Velvet Glove Cast In Iron』は、私の中で、一二を争う不穏で不吉な恐怖マンガ。
こちらもストーリーはあるけど・・・説明しない。
熱があるときとかに読むのが好き。頭グワングワンして楽しいからね。
とにかく不条理でバイオレントでグロテスクで振り向きざまに顔面に鉄パイプが振り下ろされる感じ、
しかも眼鏡掛けてる時にだよ!デビッド・リンチが好きなら必読さ。

(ちなみに同じ出版社から『Hate!』も日本語で出てるなー。
アメリカのどうしようもないニート生活に苦笑いする大好きなマンガです。)


あとはPKディックの『ヴァリス』も思い出した。

ヴァリス (創元推理文庫)

ヴァリス (創元推理文庫)


『ギャラクシー銀座』は好きなタイプなんだけど、正直いって恋には落ちなかったな。
なんだろう。もうちょっと何かが足りない。
でも、これからの作品にきっと現れてくるんだろうな〜大期待!!!
これからこの人のマンガは全部チェックしようと思う。
こんなマンガが小学館から出てるって、日本は凄いなー。


竹やぶって、ニーチェの言う深淵、ジョンCリリーのアイソレーション・タンク
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