7/23の夜

アルハンブラ宮殿のふもとに立つお家にお呼ばれ。まずは屋上でビール、日本で飲むビールは嫌いだがこちらでは最高に美味しいと思う。赤ピーマンのオイル漬けとサンミゲール。次に庭のテラスに移動して、トマトを使った前菜サルモレホと羊のクスクス。トマトとパンを使った料理サルモレホは、トマトなのにまるでイチゴのムースのような味。トッピングは刻みゆで卵と生ハム。クスクスも最高に美味しくてなんどもお代わりした。アルハンブラ宮殿は夜になるとライトアップされて、シンデレラ城みたい・・・なんだかそういう感想を持つ自分の感性が貧しすぎて悲しい。
 面白かった話。近所でチンポコのグラフィティを描く悪戯が多発していたそうだ。描かれては何度も消し、攻防戦を繰り広げていたそうだが、ある日犯人が捕まった。なんと、近所に住む大学教授だったそうで・・・早朝の犬の散歩ついでにやっていたそうで。なんかそのメンタリティって不思議だ。闇と滑稽さを同時に感じる。ちなみに、そのグラフィティには常に「おれのチンポコはでっかいぜ」みたいなステートメントが書かれていたそうだが、「チンポコ」の綴りがいつも間違っていたそうだ。合掌。